私達は非営利目的のネットワーク組織で、今までサイト運営を無料のFC2サーバーで行ってきました。
しかし、2014年6月恐らく21日途中からアカウントの凍結をされました。そして、2014年6月23日未明に突然復旧しました。
6月21日(土)に気がつき連絡しましたが、恐らく土曜日でサポートはお休み。
急遽、別のサーバーへサイトを丸ごとアップロード。猫電のブログ、Google+で仮公開先を告知。
ついでに短い動画をYouTubeにアップロード。
これくらいしか出来ることがありませんでした。
月曜日の朝になり、メーラーにメールが届くたびに返信が無いかチェックしていましたが、まったく音沙汰無し。
11時頃に「もしかしたら、管理者画面で何か見落としがあるかもしれない」と思いアクセスすると、なんかおかしい。
「あれ?アカウント凍結の表示が出ていない?」
そうです、まったく連絡も無くサイトは復活していたのです。あわてて普通に猫電にアクセスすると閲覧が出来ました。
しかし、Googleの検索で「第2種電気工事士」と検索しても、もうTOPには表示されません。アクセス数も激減しました。
そりゃそうです。2日間にわたってNotFoundと表示されたサイトに来訪するような人はいないでしょう。
みんなさん、ごめんなさい!
無料サーバーで運営していて、このようなリスクは予想していなければなりませんでした。怠って本当にごめんなさいです。
FC2から返信が来たのは12時15分でした。
お客様のホームページ内容に対し警告がございましたので、
緊急措置として凍結処理を行いました。
なお、弊社で確認いたしましたところマルウェア感染などは確認できず、
重大な脅威はないと思われますので、現在は凍結を解除いたしました。
恐れ入りますが、お客様にて問題の箇所がないかご確認いただき、
ページ内容の改善をお願いいたします。
え?どんな警告が出て、何が問題の箇所なんですか?
そんな簡単に安全であると確認出来てサイトがそのまま公開されたと言うことは、問題が無かったのでは無いですか?
返信メールに更に質問を返しましたが、恐らく返答に具体的なことは書かれていないと思います。
多くの無料サービスがそうであるように、保証も説明責任も無いという約款に同意した上で利用しています。
こうやって、なにかしら事が起こらないと、その一方的で酷い内容の契約には気がつきません。
だから、気をつけて運営しておりました。
しかし、今回このようなことが起こり、利用者が最大の被害者であることを考えた場合、無料サーバーでの運営は無理であることを悟りました。
だって、いきなり閲覧出来なくなるんだもの・・・。事後連絡で良いから通知の一つもくれないと困るって!
利用していた人は、只単に見られなくなって途方に暮れてしまったと思います。
本当にごめんなさい。
だから、有料のレンタルサーバーを借りました。
自前のサーバーではないので、少なからずリスクは残りますが無料のレンタルサーバーよりも良いと考えます。
利用者数の増加に伴って、どっちみちサーバーの移転は避けられなかった状況はありましたが、まさかサーバーからアカウント凍結がきっかけで移転に踏み切るとは考えてもいませんでした。
また、当方に連絡を取れないという状況も困りますから、そういった点もどうにかしないといけませんね。
2014年6月23日
追伸:
同じレンタルサーバー上にスパムメールを送信するサイトへ誘導するページが設置されていたようです。これも、誤検知の様な感じを受けましたが、とんだとばっちりで皆さんに迷惑がかかりました。
レンタルスペースですので、そりゃIPアドレスは一緒になるでしょうよ。しかし、問題のページなどを確認も無く、そこに含まれるサイトすべてのアカウントを土日の非営業日を挟んで凍結するって、利用者をまったく無視した暴挙としか思えません。
問題となっているページは確認出来るのですよ?猫電とまったく関係ないじゃないですか。
こんなレンタルサーバーに運営サイトをこれ以上は置いておけません。
移転だ!移転、移転。
2014年6月24日
上記のサイトは様々な機関からの情報に基づいてサーバーの安全性について警告を発信する。
今回、猫電のドメインについて警告を発信したのは、「非営利団体SPAMHAUSプロジェクト」という機関でした。
この「非営利団体SPAMHAUSプロジェクト」というのを調べてみると、誤検知が多くて問題にもなっているとのこと。
非営利な団体が、ネット社会の健全性維持のために行っていることを否定はしないし、立派だとは考える。
この情報を元に機械的に利用者のドメインを凍結してしまうサーバー管理側に問題がある様に考える。
しかも、今回はウィルスなどの自動発信ではない。スパムの一斉送信でもない。
独自ドメインにて運営のホームページの場合は管理者様がご対応されますが、
FC2ホームページは「web.fc2.com」ドメインのため、
リストのチェックおよび再審査リクエストを弊社側で行っております。
ウィークエンドになっても「Caution」が消えてません。
「非営利団体SPAMHAUSプロジェクト」は、再審査における処理は迅速に対応し安全性が確認されれば即座に警告を解除すると書いてありましたが、FC2は本当に再審査リクエストを提出したのか?それとも「非営利団体SPAMHAUSプロジェクト」の記載は嘘なのか?
それは分からないし、これ以上は関わり合いになりたく有りません。
私達がどれだけウィルスなどに注意しているか・・・サイト作成のためのローカルネットワークは、流入データについてはウィルス、マルウェアに対して異なるエンジンを持つセキュリティソフトでファイルをサーチさせ、フラッシュメモリ等についても接続時都度スキャン。そもそも、このネットワーク外のデバイスで使用したものは接続しません。そしてリアルタイムでも監視させてるんですよ。
ISO 27001もすこしの改善で取得出来るほどです。もっとも、ISO
27001を取得している会社でもセキュリティ対策が不十分なところがあるから、そこよりもだいぶマシです。
それに、私達は理想のためにサイトを運営しており、その理想は正しいことであると考えています。
いくらネット上でそれらを発信しても、信用性が薄いのだと思いますが、心外に感じてしまう今回の出来事でした。
一応の収束をしたので、ご報告まで。
2014年6月28日
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